大連家具輸出連盟のメンバーやDBFの李会長らと久しぶりの対面

2023年6月14日（水）から16日（金）にかけて、中国遼寧省大連市を訪問しました。6月15日と16日は、アジア家具フォーラムの会員企業が多く参加する大連家具輸出連盟（DEFA）主催の展示会「2023年春夏 家具新製品【大連】発表会」が開催されました。アジア家具フォーラムとして中国に渡航するのは、2019年冬以来。アジア家具フォーラムの大連支部メンバーとは約４年ぶりの再会となりました。

展示会を源豊木業のショールームで開催

ショールーム内に18社が日本市場向け製品を展示しました

展示会は、大連源豊木業有限公司のショールームを活用。出展は大連企業の他に寧波市（浙江省）からもメーカーが参加し、全18社が名前を連ねました。展示アイテムは日本市場向けの新製品で、ダイニングセット、ソファ、電動ベッド、収納家具からペット家具やラグ、カーテン、床材、内装材など多くの商材が揃いました。現在、日本から中国に渡航するためにはビザが必要で、フライト路線も十分ではないにも関わらず、日本の家具小売店やEC販売会社、商社の方々が展示会場を訪れていました。

大連家具輸出連盟では、今年9月に開催される上海の国際家具見本市に日程を合わせて、嘉興市（浙江省）にて展示会の開催を計画しています。また大連では来年5月の開催に向けて、出展者30社以上を目標に掲げて取り組んでいます。

DBFの李会長の自宅にて再会を祝して

15日には、中国国際家具（大連）展覧会を運営するDBF HOMEY GROUPの李会長のご自宅に招待を受けました。李会長とは５年以上振りの再会となりましたが、変わらぬ旧交を確認することができました。

青島市商務局主催の日本市場説明会で講演を実施

6月17日には、青島市（山東省）にて青島市商務局が主催する日本市場説明会に講師として参加しました。私たちは日本家具市場についての分析を担当し、他にDIY＆金物の日本市場分析、Amazonにおける日本市場の消費者動向をそれぞれの講師が解説しました。

講演の聴講者としては、青島市の製造業者など100名以上が参加。講演中も、講演終了後にも参加者からの質問が相次ぎ、青島市における日本市場への関心の高さを窺い知ることができました。その後の懇親会では青島市商務局より今後も継続して日本市場の勉強会や交流会を開催していきたいとの要望があり、今後も双方で積極的に取り組んでいくことで合意しました。

青島市での日本市場説明会に参加した講師や聴講者たちと

今回は約４年ぶりの中国訪問となりましたが、改めて中国市場の巨大さと中国の人々の積極性に大いに感銘と刺激を受けました。今後は中国をはじめ海外との交流をもっと積極的に増やしていく予定です。