ニュースリリース
夏季セミナー2024「第9回夢を語る会」を開催
夏恒例となった夏季セミナー2024「第9回夢を語る会」を開催しました。会場は朝日新聞東京本社の読者ホールを使用し、57名が参加しました。
今回の夏季セミナーは1日で6本の講演を実施。業界内外の第一線で活躍する講師をお招きし、家具インテリア業界の関係者にとって関連の深いテーマの講演をお願いしました。
講演①「三井デザインテック2024 デザイントレンドセミナー」 | |
見月伸一氏(三井デザインテック株式会社 フェロー エグゼクティブクリエイティブディレクター) | |
講演②「家具産業の概況及び中小企業関連施策について」 | |
大塚恒明氏(経済産業省 製造産業局 生活製品課 課長補佐) | |
講演③「東・東南アジアの消費者事情-2つの最新調査結果に基づいて-」 | |
大石芳裕氏(明治大学 名誉教授) | |
講演④「工場環境・労働環境の改善」 | |
中川淳氏(株式会社イーアイエス 代表取締役) 重松利治氏(株式会社ケーメック 取締役 営業部長) |
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講演⑤「住宅会社が考える家具販売」 | |
岡田宏隆氏(ヤマネホールディングス株式会社 常務取締役) | |
講演⑥「朝日新聞での家具インテリア・プロモーションのご案内」 | |
松本恵一氏(株式会社朝日新聞社 メディア事業本部 アカウントソリューション2部 次長) 淺井隆太氏(株式会社朝日新聞社 メディア事業本部 アカウントソリューション2部) |
今後のデザイントレンドの潮流について解説してくれた
三井デザインテック株式会社の見月伸一氏
三井デザインテック株式会社の見月氏は、定点観測しているミラノ・サローネでの各ブランドの個々のプロダクトデザインと時代のトピックスについて解説し、今後のデザイントレンドの潮流がどのように変化するかを解説してくれました。
経済産業省の大塚氏は、家具業界が抱える課題や現状について説明し、その課題を解決するために経済産業省などの行政が実施している中小企業支援策を紹介してくれました。
明治大学の大石氏は、海外市場開拓のためにはターゲット国の消費者特性を知ることが重要と示唆し、最新の調査結果を用いて韓国・中国・タイの消費者特性の違いを教えてくれました。
株式会社イーアイエスの中川氏と株式会社ケーメックの重松氏は、自社開発の遮熱シートがもたらす効果を説明し、その性能を実際に講演会場で実演して見せてくれました。
ヤマネホールディングス株式会社の岡田氏は、2016年から「DEJIMASTOCK」での家具販売事業を始めた背景とその成果について講演しました。同社では、家具販売事業を新規事業としてスタートしたことで、顧客との良好な関係を築くことができ、新築住宅やリフォームの発注にもつながっています。
株式会社朝日新聞社の松本氏と淺井氏は、朝日新聞社が持つ新聞紙をはじめ、ライフスタイルやシニア、スポーツなどの様々な分野のメディアを紹介してくれました。同社では、紙媒体だけではなく、デジタルメディアやSNSなども複合的に活用したプロモーションを実施することで、期待に沿ったターゲットリーチを達成することができます。
閉会の言葉を述べる役員理事の中島裕也氏
6つの講演を終えた後に、役員理事の中島裕也氏(株式会社アーバン通商 代表取締役社長)が、素晴らしい講演をしてくれた講師の方々を労い、また多忙の折に遠路から駆けつけてくれた参加者に感謝の言葉を述べて、閉会の言葉となりました。
セミナー終了後は、有志にて懇親会を実施し、業界内外の意見交換や講演内容についての語り合いの場として大いに盛り上がりました。
次回の夏季セミナーは2025年夏に開催します。会場や日程、講演内容については、詳細が決まり次第、会員の皆様にご案内いたします。また調整次第ですが、春にも新春セミナー又は企業視察などの活動を実施予定です。