ニュースリリース

2023年のご挨拶


 明けましておめでとうございます。旧年中は多くの皆様からのご支援とご理解を賜り、様々な活動に邁進することができました。心より御礼申し上げます。

 2022年は新たに7社を会員としてお迎えし、アジア家具フォーラムの会員数は90社/団体/個人(2023年1月17日現在)となりました。当会を設立した当初は、これほど多くの会員の皆様にご入会いただけるとは考えてもいませんでした。当会の趣旨にご賛同いただき、ご協力いただける皆様とこうして活動をともにできることをこの上ない喜びとして、厚く御礼申し上げます。

 2022年を振り返ってみますと、年初はコロナ感染による社会不安が継続していましたが、4月以降は国内の移動や海外への渡航に関わる行動制限が緩和され、徐々に経済活動の再開に向けた動きが加速しました。こうした社会の動きを受け、当会でも7月にマレーシア国際家具見本市(MIFF2022)の視察会を実施しました。2023年3月に次回開催予定のMIFF2023では日本の会員企業が出展し、日本パビリオンとしてまとまった形で日本製品を展示します。AFFとしましても、日本企業の海外輸出に向けた取り組みは、少子高齢化と円安基調が続く日本国内の社会的背景も相まって強力に推し進めていくべき事業としてサポートを継続して参ります。

 2022年10月に主催しましたアジア・ファニシング・フェア2022には、マレーシア・中国・台湾から32社/団体に出展をいただくことができました。まだ海外からの渡航費用が高額な状況の中でも来日された出展者の皆様には心より感謝申し上げます。視察や展示会を通じて徐々に海外との交流も復活し、2023年にはさらに多くの海外の方々と交流できることを楽しみにしています。今回の展示会では、これまでの「国内出展者」「海外出展者」「ペットインテリア」のテーマ区分に加えて、「SDGs」と「DX」を展示テーマに加えました。「SDGs」ではパナソニックハウジングソリューションズ様のアブラヤシ廃材を活用した木質ボード「PALM LOOP」の展示とその採用製品を披露しました。「DX」のテーマでは、家具提案型3DCGクラウドツールの「ROOM PALETTE」と「COOHOM」を展示会場で体感頂きました。「SDGs」と「DX」はアジア家具フォーラムとしても重要な活動と位置付けて、今後も積極的に推進して参ります。

 「SDGs」活動では、SDGs委員会で推進しているPALM LOOPの事業検証を4月よりスタートしました。それに先立つ3月17日には、アジア家具フォーラム主催の記者発表会も開催しました。今ではPALM LOOPを採用した家具製品が店頭に並び、実際にお客様の手元に届くようになっています。今後は事業検証の範囲を拡大し、より多くのお客様に環境に配慮した家具をお使いいただける環境づくりに貢献して参ります。

 8月にはコロナ禍で中止していた夏季セミナーを3年振りに開催致しました。本年に新規入会された朝日新聞社の東京本社・読者ホールを使用させていただき、54名の方々が参加されました。本年からアジア家具フォーラムのアドバイザーに就任いただいた明治大学経営学部の原田教授をはじめ4名の方々に講師としてお話いただき、非常に興味深いお話を伺うことができました。また多くの皆様とリアルにお会いしてお話する機会の重要性を痛感致しました。2023年にはさらに多くの皆様と意見交換やご挨拶ができる場を提供して参ります。

 アジア家具フォーラムとしては、アジアの家具市場の活性化と家具業界で働く人々に少しでもお役に立てるような活動を今後も実践して参る所存でございます。どうか皆様のご理解とご支援を賜ることが出来ましたら幸いです。2023年も一年間、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

アジア・ファニシング・フェア
出展者専用ページ

出展者向け詳細情報掲載